エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は1月20日、いつでもどこでも、安心便利に業務ができるICT環境を提供する新サービスとして、「セキュアICT Webメール」と「セキュアICTグループウェア」を発表した。いずれも、企業向けVPN直結型インターネットゲートウェイサービス「セキュアICT over VPN」「セキュアメール over VPN」のオプションとして、NTT Com基盤上のSaaSとして提供する。提供開始日は1月21日。
セキュアICT Webメールは、Webブラウザ上で使えるAjaxベースのWebメール。基本的に企業の閉域網の中でのみアクセスが可能だが、リモートアクセスオプションを組み合わせることで、出張先や自宅からでも自由に利用が可能になる。ログイン画像の自社ログへの変更、メールのダウンロード制限機能、企業内での共通アドレス帳機能、スパム・ウイルスチェック、アーカイブなどの機能追加にも対応する。
一方のセキュアICTグループウェアは、柔軟な操作性を提供するグループウェア。マウスのドラッグ&ドロップだけで複数人の同時スケジュール登録が数秒で行えるほか、スケジュール管理、施設予約、社員録、アドレス帳、来訪者管理、受け付け管理機能なども提供される。こちらもリモートアクセスオプションを組み合わせれば、外出先からアクセスが可能。また、セキュアICT Webメールとはシングルサインオン化も実現されている。
100ID利用時の価格は、セキュアICT Webメールが1万2000円/月、セキュアICTグループウェアが4万8000円/月、Webメールリモートアクセスオプションが2万5000円/月、グループウェアリモートアクセスオプションが1万円/月。別途、セキュアICT over VPNやセキュアメール over VPNなどの料金が必要となる。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
http://www.ntt.com/
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20090120.html
( 川島 弘之 )
2009/01/21 16:40
|