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富士通、経営の視点から環境活動を改善するコンサルティングサービス
富士通株式会社と株式会社富士通総研は1月23日、経営の視点から顧客の環境活動を評価するとともに、その改善提案を行うコンサルティングサービスを発表した。このサービスと既存の環境業務ソリューションをあわせて、環境経営ソリューションとして提供する。
今回提供されるコンサルティングサービスでは、顧客の環境活動を富士通総研が開発した「環境経営フレームワーク」で評価する。評価するのは、「戦略」「報告の信頼性」など6つの構成要素に基づく約100個の項目で、具体的には、法規制などへの対応状況、業界の標準レベル、経営への経済的インパクト、社内実施レベルの統一性などが含まれるという。また評価後はその結果に基づき、経営の視点から改善コンサルティングを実施する。
さらに今回は、環境経営フレームワークの構成要素のうち、環境保全活動に特化したコンサルティングサービスも提供する。こちらのサービスでは、環境保全活動におけるリスクを、研究開発や調達、生産など業務プロセスのフェーズごとに洗い出し、課題解決のためのソリューションを提案するとのこと。
価格はいずれも個別見積もりで、提供開始は4月1日を予定する。なお両社では、2011年度末までに330億円の売り上げを見込んでいる。
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URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
株式会社富士通総研
http://jp.fujitsu.com/group/fri/
ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2009/01/23.html
( 石井 一志 )
2009/01/23 18:11
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