株式会社ビーエスピー(BSP)は1月26日、ジョブ管理ツールの新版「A-AUTO Ver7.1」を発表した。同日から販売開始する。
A-AUTOは、メインフレーム/UNIX/Linux/Windows/OS400など、さまざまなプラットフォームで稼働するジョブ管理ツール。情報系システムから基幹システムまで異なるプラットフォーム間のジョブ連携を実現し、24時間365日の安定したジョブスケジューリングを構築するという。
新版では、旧バージョンと比較してジョブ起動の処理スピードを最大10倍アップするとともに、負荷分散に対応。1日数万ジョブのような大規模環境でも利用が可能となった。
加えて、ジョブネットワークの柔軟な設定が可能になっている。具体的には、ジョブの終了コードを踏まえて、次に実行するジョブを決定する機能を追加。先行ジョブの戻り値によって、実行する後続のジョブを分岐させることができるので、よりきめ細かいジョブネットワークの運用が可能になっている。
またユーザビリティを重視し、従来別々のクライアント画面で行っていた業務定義、業務監視、システム監視を1つのWebシステム上に統合した。
CPUコア数に応じた価格体系で、1~4コアで55万円から。
■ URL
株式会社ビーエスピー
http://www.bsp.jp/
プレスリリース
http://www.bsp.jp/press/2009/20090126.html
( 川島 弘之 )
2009/01/26 16:17
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