日本電気株式会社(以下、NEC)とウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク)は1月28日、製品連携を強化すると発表した。NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO」とウイングアークの統合プリンタ制御ソフト「Report Director Enterprise(以下、RDE)」、PDFファイル生成モジュール「SVF for PDF」を連携強化することで、堅牢な帳票ソリューションを実現する。
一方のSVF for PDFは、ファイル精製時に複数のPDFをマージしたり、閲覧制限を設けたりできるPDF生成エンジン。Web帳票運用では汎用性の高いPDFの運用ニーズが多いが、アクセス状況によっては部分障害によりシステムが不安定になることがあり、配慮が求められるという。CLUSTERPROとの連携で、複数の帳票サーバーによる冗長化システムの動作環境を監視し、障害検出時にはアプリケーションやサーバーの自動リブートを実行するなどの対応が可能になる。