株式会社ディアイティ(dit)は2月5日、マイクロソフトの運用管理ツール「System Center Operations Manager(SCOM) 2007」向けクライアント監視ソリューション「Log Audit Tracker for Ops Manager」を発表した。3月23日より販売開始する。
Log Audit Tracker for Ops Managerは、SCOM 2007と連携して、クライアントPC監視に必要な情報を収集し、そのレポートを自動生成するためのツール。クライアントPCの操作情報を収集する「Log Audit Tracker Assistant」と、LAT Assistantが収集した情報をもとに監査レポートを作成する「Log Audit Tracker Report Manager」から構成され、イベントごと、ないしはイベント全体の統計情報をグラフィカルなレポートとして出力できる。このため、ステークホルダーへの監査情報開示や業務改善のための調査分析といった業務を、システム管理者の増員などを行わなくても実施できるという。
具体的には、操作履歴、IPアドレスの変更、USBデバイス、印刷ジョブ、プロセス、ファイル操作、ドライブ情報といった監査項目が設定されており、データの収集とレポート出力を行える。さらに、ActiveDirectoryとの連携によるグループポリシーを適用すれば、システムの集中管理も可能とのこと。
価格は、Log Audit Tracker Assistantが1クライアントあたり1800円(税別)/年、Log Audit Tracker Report Managerが29万8000円(同)。
■ URL
株式会社ディアイティ
http://www.dit.co.jp/
ニュースリリース
http://www.dit.co.jp/news/news2009/2009_0205.html
( 石井 一志 )
2009/02/06 16:47
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