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ノベル、仮想化移行・管理製品「PlateSpin」新版－日本語化など国内展開を強化 |
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PlateSpin Workload Managementは、米Novellが2008年に買収した加PlateSpinのデータセンター運用/仮想化管理製品群。物理マシンの稼働環境のデータ収集・分析を行う「PlateSpin Recon（旧 PlateSpin PowerRecon）」、物理マシンから仮想マシンへの移行を行う「PlateSpin Migrate（旧 PlateSpin PowerConvert）」、統合的なバックアップ・リストアツール「PlateSpin Protect（旧 PlateSpin PowerConvert」、ディザスタリカバリ向けのアプライアンス「PlateSpin Forge」、仮想環境のライフサイクル全般を管理する「PlateSpin Orchestrate（旧 Novell ZENworks Orchestrator）」で構成される。 PlateSpinアジア太平洋・日本担当リージョナル・ディレクタのグレッグ・カレン氏は、「PlateSpinは、仮想化移行ツールの草分け的な存在の製品。全世界で5000社以上で採用されており、日本でも250社以上で採用されている」と、仮想化を導入する企業の多くで採用されていると紹介。「物理環境から仮想環境へ移行する際に必要な現状把握から、プランニング、マイグレーション、運用管理、自動化までを実現している。企業のコスト低減・リスク低減に役に立つのがPlateSpin」と、データセンター統合の最適化に欠かせない製品群であると述べた。 最新版では、サポートプラットフォームを拡充。「PlateSpin Recon 3.5では、Windows 2008/Vista、Novell NetWareといったOSをサポートしたほか、Hyper-VやXenServerにも対応した。PlateSpin Migrate 8.0でも、64ビットWindows、SUSE Linux、Red Hat LinuxといったOSをサポートしたほか、VMware ESXi、Hyper-V、XEN on SUSE Linux Enterprise Serverなどに対応。また、スケーラビリティも拡張しており、同時に40台の移行をサポートしている」と、VMware以外にHyper-VやXenServer（Xen）などマルチプラットフォームへの対応が強化されている。
ノベルの傘下に入ったことにより、日本市場での展開も強化。カレン氏は、「今年の第2四半期には、PlateSpin MigrateやPlateSpin Protectといった主要製品の日本語バージョンを提供するほか、販売チャネルの拡大などを図る。これらにより、今年度は前年比2倍の売上を目指している」と、積極的に展開する考えを示した。
今回発表したPlateSpinは、企業のデータセンターを仮想化技術により統合化することを支援する製品群。「データセンターも費用削減が最優先課題となっている。物理環境と仮想環境の統合によるデータセンターの改革が求められている」と、NovellにとってPlateSpinが重要な製品群であると強調した。 ■ ＵＲＬ ノベル株式会社 http://www.novell.com/ja-jp/
（ 福浦 一広 ）
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