フィードパス株式会社は2月12日、SaaS型Webコラボレーションツール「feedpath Zebra」を3月上旬にバージョンアップすると発表した。今回のバージョンアップによって、ベースとしている米Zimbraの「Zimbra Collaboration Suite」の最新版と同じメジャーバージョンになるという。
feedpath Zebraは、Webメール機能を中核に、スケジューラ、ドキュメント共有管理などの機能を統合したSaaS型アプリケーション。新版ではまず、iPhoneに正式対応し、iPhone専用のユーザーインターフェイスからfeedpath Zebraを利用できるようになるほか、iPhoneが持つメール、カレンダー、アドレス帳といった機能と、プッシュ型で同期を行えるという。また、タスク管理・共有が可能な「タスク」、Webクライアント上でリアルタイムにメッセージをやりとりできる「インスタントメッセージ(β)」、ファイル共有を可能にする「ブリーフケース」、といった各機能が新たに提供される。
管理者向けの機能としては、詳細な利用者権限設定機能が追加される。具体的には、部課、役職などのグループごとにWebメールクライアントの機能利用制限を設定可能な「サービスクラス」の概念を導入。ドメイン内に登録されている複数のユーザーアカウントを特定のサービスクラスへ割り当て、そのクラスごとに、カレンダーやブリーフケースなどの機能を制限できるようになる。さらに、クライアントメーラーからのPOP/IMAP利用、HTML利用、転送機能利用などの権限設定を行えるのみならず、添付ファイルダウンロード、HTML化して表示する権限の設定も可能になるとのこと。
■ URL
フィードパス株式会社
http://www.feedpath.co.jp/
プレスリリース
http://www.feedpath.co.jp/topics/press/000431.html
最新バージョン予告サイト
http://zebra.feedpath.co.jp/pre0212.html
( 石井 一志 )
2009/02/12 17:28
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