エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社(以下、NTTソフト)は、新型インフルエンザの流行など、不測の事態が起こった場合に備える「新型インフルエンザ対策ソリューション」を2月13日より販売開始すると発表した。社員が自宅から企業内のシステムにリモートアクセスできる環境を整え、業務活動の継続を支援するという。
このソリューションは、新型インフルエンザの流行などによって出社が不可能になった場合でも、業務活動を継続できるようにするもの。具体的には、自宅から社内システムを安全に操作できるリモートオフィス環境を構築するほか、その運用のコンサルティングサービスを提供し、事業継続計画の策定、導入システムの運用マニュアル策定などを支援する。
構築するリモートオフィス環境は、既存PCを簡単にシンクライアント化できるユビキタスVPNサービス「マジックコネクト」を利用。必要となる中継管理サーバーについても、NTT-ITが提供するASP型サービスを用いることで、導入コストを最小限に抑えられるほか、平常時の業務にも有効活用できるため、非常時用システムのための投資を無駄にせずにすむという。
新型インフルエンザ対策ソリューションの参考価格は、在宅勤務者50名の場合で350万円から。NTTソフトでは今後3年間で5億円以上の販売を見込んでいる。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社
http://www.ntts.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ntts.co.jp/whatsnew/2008/090212.html
( 石井 一志 )
2009/02/13 11:56
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