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日本オラクル、間接販売でのパートナー情報管理を追加したSaaS型CRM新版


 日本オラクル株式会社は3月2日、SaaS型CRM製品の新版「Oracle CRM On Demand Release 16」を発表した。同日から提供開始する。

 Oracle CRM On Demandは、SaaS型のCRM製品。新版では、間接販売モデルにおけるパートナー情報の管理とコラボレーションを支援する「Partner Relationship Management」機能を追加。ユーザー企業の担当者が各販売チャネルの情報として、パートナー支援プログラム、パートナーのプロファイル情報、パートナーの見込み客や案件登録情報を管理することができる。

 またサーバー運用環境のメニューとして、「Multi Tenant Enterprise Edition」に加え、「Single Tenant Standard Edition」を追加。後者では顧客ごとにシステム環境を用意し、顧客専用のハードとソフト製品群、およびディザスタリカバリ機能を提供する。ユーザーは画面やデータ設定の作成と変更を無制限に行え、柔軟な利用が可能になるという。

 価格は、Single Tenant Standard Editionがユーザーあたり1万272円/月から、Multi Tenant Enterprise Editionがユーザーあたり7989円/月から。



URL
  日本オラクル株式会社
  http://www.oracle.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1977

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( 川島 弘之 )
2009/03/02 11:57

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