株式会社テンダは3月2日、SaaS型プロジェクト(PJ)管理グループウェア「Time Krei (タイムクレイ) β版」を無償提供すると発表した。
Time Kreiは、Adobe Flexを利用したRIA(Rich Internet Applications)企業管理システム。グループウェアとPJ管理を統合しており、大規模なPJ管理から、日常のスケジュール帳、会議室などの施設予約管理としても利用できるのが特長。SaaS型であるためインターネット環境さえあれば即座に利用できるほか、Flash完全採用によるリッチな画面構成とユーザビリティ重視の導線構造で直感的に操作可能という。
PJ管理機能の特長として、2009年4月より適用が義務づけられる工事進行基準に対応。業務にかかる「時間」と「コスト」を経営者・管理職・従業員の3視点から可視化・情報集約化するという。具体的な機能としては、WBS(Work Breakdown Structure)工程管理・実績管理・EVM(Earned Value Management)分析機能を備える。
これまでサーバーインストール型のみで提供されてきたTime Kreiだが、ユーザーの要望に応え、SaaS化を行った。まずはβ版として無償提供を開始し、4月にβ2版、5月に正式版のリリースを予定。β版のユーザーは設定の変更など必要なく、そのまま正式版に移行できる。
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スケジュール管理画面
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原価構成比率分析
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EVM分析
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■ URL
株式会社テンダ
http://www.tenda.co.jp/
Time Krei
http://timekrei.tenda.co.jp/
ニュースリリース
http://timekrei.tenda.co.jp/news20090302.html
( 川島 弘之 )
2009/03/02 17:11
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