株式会社富士通四国システムズは3月4日、インテルvProテクノロジーに対応したPC運用支援ソフト「瞬快」新版を発表した。3月2日から出荷開始している。価格は9500円(税別)から。
瞬快は、PCの導入・展開・環境維持・変更・障害復旧といった運用管理にかかわるさまざまな作業を効率化する製品。PC自身が起動時に自らの環境を診断し、正常な状況に復元する「セルフメンテナンスシステム」をベースに開発され、主な機能としては、「瞬間復元機能」「資源配布機能」「ディスクイメージ配信機能」「リモート管理・制御機能」「リモートモニタリング・操作機能」「利用情報収集機能」「HDDの一斉消去機能」などを備える。
新版では、「インテル アクティブ・マネジメント・テクノロジー(AMT)」によるリモート管理・制御機能の強化を図った。例えば、瞬快に備わる従来のリモート電源ON機能では、別セグメントのPCへ指示する際の考慮やパケット不達対策が必要な場合があったが、機能強化でより確実な電源制御指示が行えるという。
離れた場所にあるPCの電源状態を確認することも可能になる。シンプルな機能だが、スリープや休止といった状態も確認できるという。さらに電源状態のみならず、各PCの存在確認やインベントリ情報の取得も可能。これらを定期的に実施することで、PC管理作業の効率化が実現するとしている。
■ URL
株式会社富士通四国システムズ
http://jp.fujitsu.com/group/shikoku/
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( 川島 弘之 )
2009/03/04 18:11
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