今回提供するソリューションでは、WindowsとLinuxの混在環境を仮想化技術によって統合し、導入・運用コストの約3割減を目指すという。仮想化技術としてはマイクロソフトのHyper-Vを用いるほか、Hyper-Vの仮想化ゲストOSとしてノベルの「SUSE Linux Enterprise Server」を利用する。
4社ではこのソリューション提供にあたり、Web/メールサーバーにLinuxを使い、基幹業務システムでWindowsを使うといった混在環境でも効率のいい管理を行えるよう、Hyper-VとSUSE Linux Enterprise Serverの組み合わせで、正式サポートとパフォーマンスの最適化を実施。System Center製品による、混在仮想化環境の一括管理などを可能にしたとのこと。各社の役割としては、大塚商会が導入前の事前コンサルティングから構築、サポートまでを対応し、サイオス、ノベル、マイクロソフトの各社は技術支援を行う。
なお大塚商会ではこのソリューション提供にあたり、マイクロソフトの認定資格「Hyper-V 導入アドバイザ」の取得者を400名育成して、Hyper-Vを活用したシステム構築提案を強化する。あわせて「たよれーる」サービス&サポートに専用のメニューを用意するなど、サポート体制を拡充。さらに、マイクロソフトから、SUSE Linux Enterprise Serverのサポート利用証書の提供を受ける。