米SRA OSS 日本支社は3月11日、自社のデータベース製品「PowerGres on Linux」を強化する高可用性ソリューションパックの新版「PowerGres on Linux HA V6」を発表した。3月25日より出荷を開始する。
PowerGres on Linuxは、オープンソースデータベースのPostgreSQLをベースに、データベース操作ツールやサポートを付属した製品のLinux版。PowerGres on Linux HAは、同製品とクラスタソフトの「LifeKeeper for Linux」、独自のリカバリーキット、サポートなどをセットにしたパッケージで、データベースの可用性を高めることができる。
今回のバージョンでは、バンドルするサポートを変更したことなどにより、新規購入時の価格を40万円、サポート更新価格を約28万円、それぞれ値下げしているのが特徴。また、従来対応していた「共有ディスク構成」に加えて、ハードウェアコストを含めるとコストダウンが期待できる「データレプリケーション構成」にも対応している。
価格は、共有ディスク構成の場合で初年度189万円、次年度以降が48万7200円/年。一方のデータレプリケーション構成は、初年度241万5000円、次年度以降が58万6950円/年。
■ URL
米SRA OSS 日本支社
http://www.sraoss.co.jp/
プレスリリース
http://www.sraoss.co.jp/company/press/2009/0311.php
( 石井 一志 )
2009/03/11 18:04
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