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シトリックス、プロファイル管理やプロビジョニング機能を強化したXenApp新版 |
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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社（シトリックス）は3月16日、アプリケーション仮想化ソフトウェア「Citrix XenApp」の新版「同 5 Feature Pack」を発表した。同日より提供を開始する。なお、3月9日時点で有効な保守契約（Subscription Advantage）を保有するユーザーは、無償で新版にアップグレードできる。 XenAppは、サーバー上でWindowsアプリケーションを実行し、クライアントへ配信するソフトウェア。新版ではまず、プロファイル管理機能により、異なる端末からユーザー設定を変更する際に生じる、ユーザープロファイルの競合問題を解決可能にした。これによってユーザーは、常に最新の設定が有効な状態で、自らのデスクトップ、アプリケーションを利用できるという。 また、単一のマスターイメージでXenAppサーバーを管理できる「プロビジョニングサービス」機能を搭載。基準となるXenAppサーバーだけをマスターイメージとして管理すれば、マスターイメージを分散するほかのXenAppサーバーへ一括配布でき、ストレージやサーバー管理のコストを抑えられるとのこと。 さらに、アプリケーションのパフォーマンス監視、優先的負荷分散、Citrix HDX技術などの機能が追加されたほか、クライアント側でのアプリケーション仮想化機能をAdvanced Editionにも提供する。これは、クライアントPCへアプリケーションをストリーミング配信する機能で、これまではXen Appの上位版（Enterprise/Platinum Edition）でのみ利用できた。 ■ ＵＲＬ シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 http://www.citrix.co.jp/ ニュースリリース http://www.citrix.co.jp/company/press/releases/20090316_01.html
（ 石井 一志 ）
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