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OKI、顔認識機能を利用した広告効果測定ミドルウェア「Signage Eye」


 沖電気工業株式会社(OKI)は3月18日、顔認識エンジンを利用した広告効果測定ミドルウェア「Signage Eye」を発表した。3月25日から出荷を開始する。

 Signage Eyeは、広告効果測定の基本機能をライブラリ化したミドルウェア。顔認識技術を用いて、人の顔の画像から年齢・性別を推定する機能などを備えているのが特長。組み込み用途での利用に最適化されているので、組み込み向けプロセッサでカメラ映像をリアルタイムに解析することが可能。また、移植性の高さも特長で、さまざまなプロセッサに容易に移植できると同社は説明している。

 用意されている機能は、顔の性別を推定する「男女推定」、4つに区分された年齢層のどれに近いかを推定する「年齢推定」、画像中に映っている顔の数を計測する「人数カウント」、顔の向きで広告を見ているかどうかを区別する「顔向き推定」。

 価格はオープン。同社では、今後3年間で5億円の販売を目標としている。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/press/2009/03/z08135.html


( 福浦 一広 )
2009/03/18 12:23

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