エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は3月24日、SaaS型の「メール監査アーカイブサービス」を発表した。法人向けSaaS型メールセキュリティ対策サービス「OCNメールゲートウェイサービス」の新ラインアップとして、3月25日から提供開始する。
メール監査アーカイブサービスは、ユーザーが定義したポリシーに従ってメールをフィルタリングする監査機能と、自動保存機能を提供するサービス。メール運用規定やセキュリティポリシーに合わせて、メール本文やヘッダ、添付ファイル内のキーワードなどを条件にフィルタリングし、該当メールを保留・削除・管理者へ通知することが可能。その上で、添付ファイルを含めた送受信メールすべてを自動保存し、保存されたメールのリアルタイム検索、ダウンロード、再送信、管理者への転送を実現する。そのほか、パスワード設定のない添付ファイルを送信する際に、自動的にパスワード設定する機能も備える。
SaaS型で提供するため、初期費用・保守費用を抑えられるほか、好きなときにオプションでアーカイブストレージ容量を追加できるため、急激なメール流通量の増加にも柔軟に対応できるとしている。
価格例は、10アドレス、アーカイブストレージ容量10GBまでで5250円/月。100アドレス、同100GBまでで5万2500円/月。1000アドレス、同1000GBまでで52万5000円/月など。アーカイブストレージ容量のみ10GBずつ追加することも可能。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
http://www.ntt.com/
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20090324.html
( 川島 弘之 )
2009/03/24 16:22
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