ネットマトリックス株式会社は3月23日、システム開発におけるテスト工程を外注するサービス「テストアウトソーシングサービス」を発表した。
ユニット、単体、結合テストなどに分類できるテスト工程において、ユニットテストだけを対象とする。テスト工程をアウトソースすることで、開発者はより重要度の高い仕事に従事できるのがメリット。
メニューは、「一般タイプ」「マンツーマンタイプ」「セキュリティータイプ」の3種類。一般タイプでは、プロジェクト規模に応じてチームリーダーとテスターから成るチームを編成し、仕様を詳細までレビューした上でテストを行う。マンツーマンタイプは、プログラマー1名にテスター1名をアサインし、成果物を順次テストしていく。セキュリティータイプは、機密性の高いプロジェクトにおいて、最小限の仕様説明でテストを行う。
いずれにしても、社外での委託業務ではなく、クライアント先に常駐してテストを行ってくれるため、機密性が保持されるのが特長だ。ネットマトリックスでは「テストを繰り返しながらシステムが構築され、また他人にソースの隅々まで見られるという意識が働き、エンジニアのプログラミング意識が向上するのが、期待される大きな効果」と説明している。
2009年度に5000万円の売り上げを予定する。
■ URL
ネットマトリックス株式会社
http://netmatrix.co.jp/
( 川島 弘之 )
2009/03/24 18:07
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