株式会社インサイトテクノロジーは4月1日、中小規模のOracle Database向けデータベースパフォーマンス管理ツール「Performance Insight for Oracle Standard Edition One」を発表した。Oracle Databaseの中小規模向けパッケージ「Standard Edition One」に対象を限定することで、低価格での提供を実現したという。価格は20万円/サーバーで、同日より出荷を開始する。
Performance Insightは、データベースを監視し、システムの現状を把握するための運用管理ソフト。自動生成されるレポートでボトルネックを分かりやすく指摘し、改善につなげられるほか、障害予兆の検知、パフォーマンスチューニングといった機能を搭載している。従来、Oracle DatabaseはStandard Edition、Enterprise Editionに対応していたが、今回、中小規模向けのパッケージであるStandard Edition Oneに特化したエディションを、新たに用意した。
新製品では、Performance Insightの持つ豊富な機能をすべて利用可能。企業内に、Standard Edition Oneを含むさまざまなエディションのOracle Databaseが混在していても、Performance Insightで統合管理できるようになったため、運用管理の効率化が図れるという。
対応OSは、AIX、UP-UX、Solaris、Windows Server 2003/2000 SP4以降、Red Hat Linux、MIRACLE LINUX。Oracle Databaseは、バージョン9.2以降のStandard Edition Oneをすべてサポートする。
■ URL
株式会社インサイトテクノロジー
http://www.insight-tec.com/
プレスリリース
http://www.insight-tec.com/news/press/090401.html
( 石井 一志 )
2009/04/01 15:04
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