株式会社ネオジャパンは4月8日、ファイル送信システム構築ソフトの新版「desknet's DAX EXTRA V2.0」を発表した。
desknet's DAX EXTRAは、容量の大きなデータファイルなどの送受信を行える、ファイル送信システムを構築するためのソフト。メールに添付するには容量が大きくて送りにくいファイルなどを、迅速に相手先へ配信できる。操作は簡単で、メール添付と同じような要領でファイルをアップロードし、メールを送信するだけ。相手にはメール本文と画像イメージ化されたパスワード、ファイルのダウンロードURLが送られるので、そのURL先からファイルをダウンロードして受け取る、といった手順になる。加えて送信者は、相手がダウンロードしたかどうかを履歴から確認できるため、受け渡しが正常に行われたかどうかの確認も可能という。
今回の新版では、SSLに対応し、ファイルのアップロード/ダウンロード時のセキュリティが強化された点が最大の特徴。また、WebブラウザにInternet Explorerを利用している場合、ファイルのアップロードをドラッグ&ドロップの操作で簡単に行えるようになった。複数ファイルを一度に選択することもでき、データはアップロード時に自動で圧縮される仕組みになっている。
サーバーの対応OSは、Windows Server 2003/2008、Red Hat Linux ES 3/4、Red Hat Enterprise Linux 5、CentOS 5.1/5.2、対応WebサーバーはIISとApache。クライアント側はInternet Explorer 6/7、Firefox 3、Safari 3(MACのみ)に対応する。
価格は10ユーザーで6万2790円から。ネオジャパンでは、初年度100社、5万ユーザーへの販売を見込んでいる。
■ URL
株式会社ネオジャパン
http://www.desknets.com/
プレスリリース
http://www.desknets.com/news/release/090408.html
( 石井 一志 )
2009/04/08 16:13
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