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日立ソフト、ナレッジ検索・原因解析機能を備えた障害原因分析ソフト


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は4月14日、ITシステム障害原因分析ソフト「RevenueMax Ecsia」を発表した。4月15日より販売を開始する。

 RevenueMax Ecsiaは、障害の原因分析やナレッジ検索によって、障害復旧時間の短縮を図るためのソフトウェア。日立の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」との連携機能によって、運用監視サーバーからのイベント情報を取得し、それを複数の障害イベントの相関関係が定義された障害判定ルールと照合することで、障害原因を推測できる。

 また、共有フォルダやメールなどに散在してしまっている障害対応の手順書や対応履歴、関係各署の連絡先といった情報を横断的に検索する機能も搭載。システム運用管理者に的確な情報を提供することにより、IT障害原因究明時間の短縮、IT障害復旧時間の短縮を実現するとしている。

 価格は、10ノードライセンス付きで630万円、追加10ライセンスが21万円、追加100ライセンスが168万円。また、解析結果や検索結果を表示するためのダッシュボードが21万円、JP1との連携用アダプタが84万円。



URL
  日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
  http://www.hitachi-sk.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi-sk.co.jp/news/news090414.html


( 石井 一志 )
2009/04/14 15:56

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