エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社(NTTソフト)と株式会社テラスカイは4月16日、OBCの業務ソフト「奉行シリーズ」とセールスフォース・ドットコムの「Salesforce CRM」を連携させる基盤サービス「SkyOnDemand for 奉行」を発表した。同日よりサービス提供を開始する。
SkyOnDemand for 奉行は、業務ソフトとSalesforce CRMの情報を連携させ、経営の可視化やデータの活用を行えるようにする、SaaS型の連携基盤サービス。両製品・サービスに特化しており、「得意先情報の登録」「商品マスタ」をはじめとした12項目のデータ連携テンプレートを備えているため、新たな開発コストをかけることなく、短期間でデータ連携を可能にするという。
また、エンドユーザー自らが、Webブラウザ上からガイダンスに従ってデータ項目を設定するだけで、簡単にデータ連携を実現できるほか、NTT Comの「Salesforce over VPN」と連携すれば、高いセキュリティや信頼性を確保したネットワーク環境での連携を行えるとしている。