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PCソフトフォン「DtermSP30」のデモ
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ユニファイドコミュニケーションのポータルサイト
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10月7日より幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2003」のNECブースでは、ネットワークサーバー「iExpress5800」を中心にしたIP電話環境のコミュニケーションソリューションのデモが行われている。
iExpress5800はIPネットワークと音声通信を融合して、PCなどと音声環境との相互通信に対応するネットワークサーバー。IPネットワークを利用したデータ通信と音声通信を統合するための機能と機器をオールインワンで利用することができる。また、テレフォニーサーバー「APEX SV7500」を搭載することにより、既存の電話端末もIP電話端末と同様に扱うことができる。デモではiExpress5800に接続された端末で利用できるアプリケーションやサービスを実際に体験することができる。
PC上でIP電話を利用できるPCソフトフォン「DtermSP30」のコーナーでは通話や転送などIP電話の機能をパソコン上から操作できるほか、「テレビ電話機能」や、OfficeなどのアプリケーションをPC上で共有しながらの通話が体験できる。NECはDtermSP30について「PCとIP電話機のミドルウェア的存在」と説明している。なお、10月2日に発表されたアイ・ティ・フロンティアと共同で三菱商事に納入したPCソフト電話はDtermSP30がベースになっているという。
このほか、IP電話、ボイスメール、Web会議、グループウェアなどのコミュニケーションツールを融合した「ユニファイドコミュニケーション」を、iExpress5800に企業・組織内に構築したポータルサイトで体験できるコーナーが設けられていた。このボータルサイトから各自のメールやWeb会議が利用できるほか、IP電話の通話を録音してデータとして取り出したりボイスメールとして送信することができる。
■ URL
CEATEC JAPAN 2003
http://www.ceatec.com/ja/2003/
日本電気株式会社
http://www,nec.co.jp/
■ 関連記事
・ アイ・ティ・フロンティアとNECが、三菱商事にPCソフト電話を納入(2003/10/02)
( 朝夷 剛士 )
2003/10/09 12:50
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