それでは適切な使用方法とは何か?吉川氏は「現在利用できる最も強固なセキュリティ対策であるIEEE 802.1Xの採用」とした。さらに「IEEE 802.1Xに必要な認証、承認サービスなどの機能をWindows Server 2003は標準で搭載しており、セキュアな無線LAN環境が構築できる」という。
吉川氏によるとマイクロソフトでは日本、そして世界のオフィスでWindows Server 2003とWindows XPによるセキュアな無線LAN環境を構築しているという。マイクロソフトの社員の93%が自席以外でPCを使用しており、66%が無線LAN環境であらゆるアプリケーションの実行が可能だと感じているという。さらに50%が無線LANにより1日に30分から1時間30分の労働時間を削減できたという。セキュリティはWindows Server 2003およびWindows XP ProfessionalでサポートされているEAP-TLS、およびPEAP EAP-TLSという認証方式により確保されている。
マイクロソフトによる導入効果
Windows Server 2003とWindows XP Professionalによる無線LANソリューション