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沖電気と東京システムハウス、基幹業務のオープンシステム移行ソリューション分野で提携
沖電気工業株式会社(以下、沖電気)と東京システムハウス株式会社は10月24日、メインフレーム上の既存COBOL資産をUNIXなどのオープンシステム環境へ移行する「汎用機マイグレーション・ソリューション」の共同提供を目的に、戦略的パートナー契約を締結することで合意したと発表した。両社は、本ソリューションの提供を12月より開始し、初年度6億円の売上と10件のメインフレーム移行をめざす。同ソリューションの販売は東京システムハウスが担当する。
これまで、東京システムハウスでは、「ACUCOBOL」を用いてメインフレームからオープン環境へのマイグレーションサービスを実施していた。また、沖電気も、日本のOLTP(OnLine Transaction Processing)分野におけるパイオニアとして、10年以上にわたり数多くのオープン系大規模オンライントランザクション処理システムを構築した実績を持っているという。今回の提携で、この両社の特徴を生かしたソリューションを提供することになる。
今回の提携では、東京システムハウスが「ACUCOBOL」の提供、既存COBOL資産のマイグレーション技術支援、サポートサービスの実施を担当。沖電気は、OLTPミドルウェア製品「BEA Tuxedo」およびJ2EEアプリケーションサーバー製品「BEA WebLogic Server」の提供、オンライントランザクション処理分野おけるプロフェッショナルサービスの提供を担当する。
両社は今後、ダウンサイジングソリューションを充実させていくという。また、プロモーションのために、各種セミナーやトレーニングを共同で開催、関連サポートサービスの販売拡大とメニュー内容の拡充を図る。
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URL
沖電気工業株式会社
http://www.oki.com/jp/
東京システムハウス株式会社
http://www.tsh-world.co.jp/
ニュースリリース
http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2003/10/z03069.html
( 福浦 一広 )
2003/10/24 19:58
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