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Web広告研究会、企業ホームページ運営状況調査の結果を公表

運営体制は企業規模により変化

 社団法人日本広告主協会Web広告研究会(以下、Web広告研究会)は12月1日、8月から9月にかけて行った「企業ホームページ運営状況調査」の結果を公表した。有効回答数は110社。

 調査結果によると、ホームページの運営体制は企業規模により異なり、1000人未満の比較的小規模の企業では単一部署で集中して管理する「一極集中型」が約半数を占めるのに対し、中・大規模になるにつれて、内容により複数の部署が運営して単一部署が統括する「主管型」や、各部署が個々に独立運営する「分散型」の企業が増える傾向があるという。これは、企業規模が大きくなるにつれてホームページが巨大化し、単一部署では運営するのが難しい状況となるからとWeb広告研究会では分析している。


ホームページ運営体制のタイプ分類 従業員数と制作・予算体制

 なお、ホームページを運営している部署は「広報」が45.5%と約半数で、「ネット専任セクション(18.2%)」、「宣伝(17.3%)」と続いているが、「マーケティング(8.2%)」、「営業(2.7%)」のような現業部門が担当している企業もあるという。


担当者自身の評価とトップの評価の組み合せタイプ
 また、ホームページに対しての企業トップと担当者による評価については、約6割がトップは「高く評価」あるいは「ある程度評価」、担当者は「企業活動に貢献している」と答えるなど、比較的良好な関係にあり、トップの理解の下でホームページが運営されている企業が多いことがわかったという。



URL
  Web広告研究会
  http://www.wab.ne.jp/
  企業ホームページ運営状況調査報告書(PDF)
  http://www.wab.ne.jp/pdf/executive_summary.pdf


( 朝夷 剛士 )
2003/12/02 00:00

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