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インテル、SAPジャパン、NEC、マイクロソフトの4社、64ビット環境で富士フィルムのDWHシステムを構築


 インテル株式会社、SAPジャパン株式会社、日本電気株式会社(以下、NEC)、マイクロソフト株式会社の4社は12月15日、富士フイルムコンピューターシステム株式会社との協力により、64ビットWindows環境に対応したデータウェアハウス「SAP BW3.1」が、富士写真フイルム株式会社において、同日より本稼動を開始したと発表した。

 同システムでは、ハードウェアにインテルのItanium 2を搭載したNECのIA64サーバー「Express5800/1320Xd」と、ストレージ「iStorage S2300」を採用。ソフトウェアは、マイクロソフトのWindows Server 2003, Enterprise EditionとSQL Server 2000 Enterprise Edition(ともに64ビット版)を利用し、その上でSAPジャパンの「SAP BW3.1」を動作させる、64ビット環境のシステムを構築した。

 従来使用していたSAP BW2.0Bからのシステム移行時には、Express5800/1320Xdの持つパーティショニング機能を利用し、10台あったアプリケーションサーバーを4つのパーティションに集約できたという。

 今回のシステム移行によって、システムの安定稼動、日々のデータロード時間の短縮が実現したほか、高負荷クエリのレスポンス向上、迅速かつ多角的なデータ分析が可能になったという。また、サーバーの運用、保守に関する費用も大幅な削減が見込まれているとのこと。



URL
  インテル株式会社
  http://www.intel.co.jp/
  SAPジャパン株式会社
  http://www.sap.co.jp/
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  富士写真フイルム株式会社
  http://www.fujifilm.co.jp/
  プレスリリース(SAPジャパン)
  http://www.sap.co.jp/company/press/press.asp?pressID=2589


( 石井 一志 )
2003/12/15 15:03

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