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日本SGI、大規模CAEシステムをLinuxサーバーシステムで構築
日本SGI株式会社は12月25日、カルソニックカンセイ株式会社から受注した設計・開発用の新エンジニアリング・システムが、本格運用を開始したと発表した。カルソニックカンセイは同システムの導入により、UNIXを利用していた従来のシステムに比べて、最大で約8倍の処理性能向上を実現した。
Altix 3000シリーズは、I/Oモジュールや演算モジュールを組み合わせてシステムを拡張することが可能なNUMAflexアーキテクチャを採用し、Itanium 2と64ビットLinuxを搭載したサーバー。日本SGIが今回納入したシステムは、32CPU、64GBの共有メモリと1.5TBのストレージシステムから成り、同社の民間企業向けLinuxサーバーシステムとしては、国内最大規模の高性能システムだという。
また今回は、日本SGIが窓口となり、ダイキン工業が提供しているWebからのジョブ投入システム「WebLauncher」、バッチ制御プログラム「LSF」、ユーザーごとのアプリケーション使用率の管理やライセンスの管理を行うソリューション「PSManager」を共同でインテグレートし、カルソニックカンセイに納入したとのこと。
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URL
日本SGI株式会社
http://www.sgi.co.jp/
プレスリリース
http://www.sgi.co.jp/newsroom/press_releases/2003/dec/calsonickansei.html
Altix 3000シリーズ
http://www.sgi.co.jp/servers/altix/
カルソニックカンセイ株式会社
http://www.calsonickansei.co.jp/
( 石井 一志 )
2003/12/26 14:05
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