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ターボリナックスとサン、Sun Cobaltの後継ソリューションを共同で提供 |
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ターボリナックス株式会社は1月28日、サン・マイクロシステムズ株式会社（以下、サン）と提携し、サンのアプライアンスサーバー「Sun Cobalt」の後継ソリューションを共同で提供すると発表した。これに伴いターボリナックスでは、Sun Cobalt互換のWebベース管理ツール「Blue Quartz」を搭載したサーバーソフトウェア「Turbolinux Appliance Server 1.0」（TLAS 1.0）を発表した。同製品は、2月2日より順次発売されるが、一般販売はなく、OEM供給のみとなる予定。 Sun Cobaltは、Web、DNS、メールサーバーなどの機能を持ったインターネットアプライアンスサーバーで、2003年11月に製造中止となった。同製品はWebベースの管理ツールにより、セットアップ、管理が行えることから高い支持を得ており、管理ツールのBlue Quartz自身が、現在オープンソースとして提供されている。ターボリナックスでは、この管理ツールを自社OS向けに最適化するなど改良を加え、Sun Cobaltと同様の機能や操作性を持つ製品を、サンとともに提供していくという。 TLAS 1.0は、ターボリナックスのアプライアンスサーバー構築用ソフトウェア。同社のTurbolinux 8 Serverをベースに開発された製品で、Blue Quartzを管理ツールとして採用したほか、自動セキュリティアップデート機能、5年間のセキュリティアップデート保証が付属している。 ラインアップには、Web、メール、ファイル共有など、中小規模オフィスや部門サーバーで必要とされる機能を備えた「Workgroup Edition」と、1台のサーバーに複数のドメイン名を割り当てるバーチャルドメイン機能を備えた「Hosting Edition」の2製品を用意。両製品とも、パートナー向けのOEMでのみ提供され、各社からハードウェアにインストールされた状態で、順次提供されていく予定。 ターボリナックスでは、TLAS 1.0両製品で、初年度10,000ライセンスの出荷を見込んでいる。 ■ ＵＲＬ ターボリナックス株式会社 http://www.turbolinux.co.jp/ サン・マイクロシステムズ株式会社 http://jp.sun.com/ プレスリリース http://www.turbolinux.co.jp/news/2004/jan/tl0128.html Turbolinux Appliance Server 1.0 http://www.turbolinux.co.jp/tlas1/
（ 石井 一志 ）
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