Enterprise Watch
最新ニュース

ノーク・リサーチ、中堅・中小企業のITソリューション導入状況を調査


 中堅・中小企業がITシステムに経営・営業への活用を期待するものの、最重要課題はセキュリティの強化--このような調査結果が、有限会社ノーク・リサーチによって2月12日に発表された。国内の中堅・中小企業のIT・ソリューション導入状況などに関するもので、2003年11月から2004年1月にかけて調査が行われた。調査対象は全国7000社の民間企業で、サンプル数は628社。

 ITソリューションの導入状況についての調査結果をみると、「LAN」(97%)、「イントラネット」(60.5%)、「ファイアウォール」(59.9%)、「グループウェア」(56.5%)と社内のネットワークインフラの充実ぶりが目立つ。また、インタネットに関しては、「ホスティング利用のWebサーバー」(50.6%)、「自社でのWebサーバー」(36.9%)とほとんどの企業でインターネットによる情報公開が行われている様子がうかがえる。その一方で「ERP」(29%)、「CRM」(11%)、「DWH」(22%)などはまだまだ導入率は低く、インフラ中心の導入傾向がはっきりした調査結果となっている。

 今後ITシステムに期待するについての超過結果をみると、「セキュリティの強化」(36.1%)が一番になっており、続いて「直接販売・営業に役立つシステムにしたいと感じている」(31.5%)、「経営の意思決定に役立つシステムにしたいと感じている」(31.4%)、「基幹業務系を統合化・データ一元化したい」(30.1%)となっている。経営・営業の場でまだまだITシステムが活用されていない現状がはっきりとした結果といえる。ただし、「今までのシステムで満足しており、現状のままで問題なし」(23.2%)、「1年以内に新ITシステムを導入したので、現状は様子を見ている」(20.2%)など、現状維持もしくは改善済みという意見も多くみられるなど、企業により導入実態の違いが浮き彫りになった。



URL
  有限会社ノーク・リサーチ
  http://www.norkresearch.co.jp/


( 福浦 一広 )
2004/02/12 17:39

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.