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サン、OSS/Jの本格的な普及を目指した協同検証プロジェクトを開始
サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)は2月19日、日本電気株式会社、日本BEAシステムズ株式会社、株式会社日立製作所、アイログ株式会社、ソニックソフトウェア株式会社の5社と協力し、「OSS/J 協同検証プロジェクト」を開始すると発表した。サン本社内に同社のシステム製品を中核とした検証環境を設け、各協力企業から提供されるOSS/J準拠の製品をもとに、各社と共同で互換性検証や動作検証を実施する。
OSS/J(OSS Through Java)は、J2EEをはじめとするJava技術をベースとしたテレコムOSS共通APIの開発・無償公開によりオープン化を目指すコミュニティ活動。2000年から世界的に活動が開始されている。今回開始する「OSS/J 協同検証プロジェクト」は、OSS/J検証環境を構築し、各社が提供するコンポーネントの互換性の検証、通信事業者向けの検証環境を提供し、日本国内においてOSS/Jの本格的な普及を目指すもの。
検証内容は、1)OSS/Jに準拠したテレコムオペレーションサポートシステムのためのモデルアーキテクチャーの設定、2)参加企業が提供するOSS/J準拠のコンポーネント同士の相互運用性の実証、3)日本特有のシステム環境を考慮した、OSS/Jアーキテクチャの適用性とシステム開発時における柔軟性の考察、など。また、通信事業者にOSS/Jの活動状況や本プロジュクトの結果を紹介する検証環境も設置するとしている。
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URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
プレスリリース
http://jp.sun.com/company/Press/release/2004/0219.html
( 福浦 一広 )
2004/02/19 15:22
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