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ターボリナックスと米HP、アジア12カ国へのLinuxデスクトップPC提供で提携
ターボリナックス株式会社は3月16日、米Hewlett-Packard(以下、米HP)と、ターボリナックスのLinuxデスクトップOS「Turbolinux 10 Desktop」(以下、10D)のOEM契約を締結したと発表した。ターボリナックスによれば「これにより、世界的テクノロジーソリューションプロバイダであるHPの最新PCと共に、純国産OSであるTurbolinux OSがアジア市場へ向けて提供される」とのこと。
今回の提携に伴い米HPでは、中国市場を皮切りに香港、インド、日本、韓国などアジアの主要12カ国へ10Dを搭載したデスクトップPCを出荷するという。また、両社は互換性と動作の保証を行うための事前検証を行うほか、ターボリナックスは米HPのエンジニアに対するサポートを実施する。
今回提供される10DはLinuxカーネル 2.6を採用したディストリビューションで、統合オフィスソフトとしては、オープンソースの「OpenOffice.org 1.1」を採用する。
なおこの件に関して日本HPは「現在のところ、国内での販売は未定」とコメントしている。
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URL
ターボリナックス株式会社
http://www.turbolinux.co.jp/
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
プレスリリース
http://www.turbolinux.co.jp/news/2004/mar/tl0316.html
( 石井 一志 )
2004/03/16 18:09
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