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富士通と富士通研、コラボレーション支援システムを開発


依頼関係のツリー表示
 富士通株式会社と株式会社富士通研究所は3月31日、複数のナレッジワーカーが共同で取り組んでいるテーマについて、全体像や進捗状況の把握が容易となるコラボレーション支援システムの開発を発表した。

 コラボレーション支援システムは、ナレッジワーカー間の依頼関係と、それぞれのコミュニケーション状況を管理するWebアプリケーション。全体像を一目で把握できるツリー表示や、個々の判断を取り込んだメールによるリアルタイム通知、過去のコラボレーション状況を把握できる履歴表示の各機能を備える。

 両社では今回のシステムについて、現在の進行状況のほか、別案件の発生時に依頼先の状況把握も可能になるとしている。また依頼された側でも、これまでの過程を瞬時に把握できることから、依頼内容や経緯、進行状況、関係者間の確認にかかる時間を短縮できる。さらに遅延業務とそのボトルネックの発見も容易になり、生産性が向上するとしている。

 この技術はすでに富士通のCRMパッケージ「BroadChannel」の依頼報告管理の一部として利用されており、今後はUIの検討と機能向上を行うほか、蓄積データを分析する新たなコラボレーション支援サービスを開発していく予定。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  株式会社富士通研究所
  http://www.labs.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/03/31-2.html
  富士通のCRMソフトウェア
  http://crm.fujitsu.com/jp/products/index2.html


( 岩崎 宰守 )
2004/03/31 19:05

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