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IPA、IT製品の安全性評価・認証機関としての業務を開始


 独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA)は、IT関連製品のセキュリティ機能・品質をチェックする「ITセキュリティ評価及び認証制度」(JISEC)の認証機関としての業務を4月1日より開始した。

 JISECは、安全性評価基準として国際標準化されたISO/IEC15408に基づき、IT関連製品の設計とその実装を評価・認証するものとして2001年4月に創設された。IT関連製品の政府調達基準としても利用される予定となっている。

 国内で認証を受けた製品は、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ギリシャ、オーストリア、ハンガリー、オーストラリア、ニュージランド、イスラエル、トルコの18カ国で相互承認される。

 この業務は独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)から移管されたもので、製品の安全性評価業務を行う機関の審査と認定は、引き続きNITEで行われる。



URL
  独立行政法人情報処理推進機構
  http://www.ipa.go.jp/
  ITセキュリティ評価及び認証制度
  http://www.ipa.go.jp/security/jisec/index.html
  独立行政法人製品評価技術基盤機構
  http://www.nite.go.jp/

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( 岩崎 宰守 )
2004/04/01 18:37

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