 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
米Microsoftハッサン氏「セキュリティ規格の整備で企業の無線LAN採用加速へ」 |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
～Wi-Fi PLANET Conference&Expo Japan 2004 基調講演
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
開幕にあたり、Jupitermedia理事でAttitude LLCプレジデントのジョン・R・パトリック氏は「無線LAN技術はインターネットの将来を広げ、インテリジェンスと信頼性をもたらすもの」とし、「WiFiはコーヒーショップやマクドナルドで2時間2.95ドルで使えるだけでのものではなく、何10億のデバイスにチップが組み込まれ、何百万のサービスがインターネットに接続される。今後のWiFiの進化は世界を変える可能性を持っている」と述べた。
無線LANの導入により、ネットワーク運用管理の面では複雑さが増すことになる。有線/無線を含めて複数のネットワークを管理するために、現状では多くのツールが必要となっており、今後Microsoftでは、ここに具体的なソリューションを提供していくという。 一方無線LANをすでに導入している企業では、「スペースやインフラの節約、柔軟なワークスタイルを実現している」とした。こうした企業では、「技術の制約とセキュリティの関係を理解し、併用してVPNの導入などが行われている」とのこと。そして電波干渉を減らす目的でのIEEE 802.11aへのリプレース、100Mbpsの帯域となるIEEE 802.11nについての質問が寄せられているという。 「無線LAN規格は現在までにIEEE 802.11aからIEEE 802.11nまで、セキュリティのみではなく、多様なニーズにあったさまざまな規格が生まれている」とした同氏は、「これにより個々の製品品質に差が生じる可能性が高くなるだろう」と述べた。一方ではそれぞれの相互運用性が問題になる。同氏によれば約25％の場合で最初の接続ができないという。同氏は「製品への認定が重要だ」と述べWiFiアライアンス、Digital Home Working Group（DHWG）などの標準化団体の担う重要な役割を強調した。 こうした動きから同氏は、「これからは企業でも無線LANの導入が増加していく」と述べた。そして無線LANでのQoSについての規格であるWireless Multimedia Enhancements（WME）についても、「企業で高いニーズがあるだろう」としており、セキュリティ規格であるWPA（Wi-fi Protected Access）2とともに、9月1日にも認定が予定されているという。
またMicrosoftではWindows XPのWireless Zero Configを拡張し、サーバー側からは接続ユーザーを管理でき、クライアントでは新規アクセスポイントでの接続を容易にする新しい無線LAN接続サービス「Wireless Provisioning Service（WPS）」をWindows XP SP2、Windows Server 2003 SP1に実装、2004年第4四半期より提供する予定とのことだ。 ■ ＵＲＬ Wi-Fi PLANET Conference ＆ Expo Japan 2004 http://www.idg.co.jp/expo/wi-fi/
（ 岩崎 宰守 ）
|
|
|
|
|
|
|