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NECとシスコ、他部門や企業間での認証情報共有に対応したソリューションを提供
日本電気株式会社(以下、NEC)とシスコシステムズ株式会社(以下、シスコ)は5月17日、NECのID管理ソフトウェアやPKIサーバーと、シスコのセキュリティ製品やネットワーク機器を連携させた「ダイナミック認証ソリューション」を共同開発し、6月から提供を開始すると発表した。
このソリューションは、ID管理とネットワーク認証を同時に行うことで、複数の組織・企業間にまたがった認証情報の共有を行うもの。ネットワーク認証は、NECのPKIサーバー「Carassuit」とシスコの「Cisco Secure Access Control Server(ACS)」「Cisco VPN 3000」などの連携によって実現される。またID認証では、NECのID管理製品「SECUREMASTER」とACSの組み合わせによって、コンテンツ認証やネットワークにおけるアクセス制御などの認証機構を一元的に管理。サーバー内のコンテンツごとに、利用可能なユーザー、部門などの設定を行える。ユーザーはこれらの機能により、他部門や社外からも、無線LANやVPNを経由して、高いセキュリティが確保された状態で自部門のLANへ接続できるほか、認証情報の共有によって、一度の認証で関連するグループ企業のサーバーへ接続が可能になるという。
両社では今後、同ソリューションに関してのセミナー開催や展示会への出展など、各種マーケティング活動を共同で展開するとのこと。なおNECでは、2004年度中に100システムの販売を見込んでいる。
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URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
シスコシステムズ株式会社
http://www.cisco.com/jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0405/1701.html
( 石井 一志 )
2004/05/17 15:19
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