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マイクロソフト、ビジネス向け製品のサポート期間を延長
Windows XP Homeは対象外
マイクロソフト株式会社は5月26日、同社製品のサポートの提供期間と提供内容の基本方針をまとめた「マイクロソフトサポートライフサイクルポリシー」を改訂し、ビジネスおよび開発用ソフトウェア製品のサポート提供を製品発売から最短で10年間延長すると発表した。新しいポリシーは6月2日より、現在メインストリームサポートフェーズにある製品より適用される。なお、Windows XP Homeなどコンシューマ向け、ハードウェア、マルチメディア用製品は、現行のポリシーが引き続き適用される。
これまでは、製品発売から5年間のメインストリームサポートと、メインストリームサポート終了から2年間の延長サポートが提供されていた。今回発表された新ポリシーでは、当該製品発売から5年間もしくは後継製品の発売から2年間のいずれか長い方をメインストリームサポートフェーズとする。また、メインストリームサポートの終了から5年間もしくは2番目の後継製品の発売から2年間のいずれか長い方を延長サポートフェーズとする。これにより、最短でも製品発売から10年間はサポートが提供されることになる。
Windows XP Professionalの場合、製品発売日が2001年12月31日であるため、2006年12月31日までがメインストリームサポートの期間となる。ただし、後継製品が2004年12月31日までに発売されない場合、後継製品の発売後2年間さらにサポート期間が延長されることになる。
なお、現在、延長サポートフェーズにあるビジネスおよび開発用ソフトウェア製品については、製品ロードマップやユーザーのニーズなどを考慮し、個別に決定するとのこと。
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URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
プレスリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1932
マイクロソフトサポートライフサイクル Webサイト
http://support.microsoft.com/lifecycle
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