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「NetWorld+Interop 2004 Tokyo」が開幕
テープカットの模様
世界的なネットワークイベント「NetWorld+Interop 2004 Tokyo」(以下、N+I)が6月28日から7月2日まで幕張メッセで開催されているが、展示会が6月30日に幕を開けた。日本での開催は11回目となる今回のイベントであるが、同イベントの実行委員長で財団法人インターネット協会副理事長の高橋徹氏は「日本のインターネットユーザーは全人口の50%を超え、もはやインターネット大国となった。インターネットのコア技術は社会インフラとして止まるところを知らないが、今回のN+IをIPv6のような新技術を生み出す場としたい」と、新しいテクノロジーを展開するステップとして位置付けていることを明らかにした。
また、実行メンバーで早稲田大学 理工学部 コンピュータ・ネットワーク工学科の後藤滋樹教授は、「N+IはShowNetをベースにインターオペラビリティ環境で実際に動いているものを自分の目で見、体験でき、またコンファレンスでは、それらの技術を理解するための機会を提供する」と同イベントをアピールしていた。
主催者側では、会期中16万人(昨年は15.4万人)の来場を見込んでいる。
財団法人インターネット協会副理事長の高橋徹氏
早稲田大学 理工学部 コンピュータ・ネットワーク工学科の後藤滋樹教授
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URL
NetWorld+Interop 2004 Tokyo
http://www.interop.jp/
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( 石井 一志, 真実井 宣崇 )
2004/06/30 14:03
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