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UEFAのWebサイトを支えるテクノロジー、NTT Comが出展


 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社のブースでまず目を引いたのは、ICカードを使ったソリューション、「SAFETYPASS」や「SAFETYPASS Business」だ。もともとICカードはかなり応用の幅が広く、レジの決済に電子マネーを利用するソリューションもあれば、入退室管理のシステムも展示されていた。


左側のPOSレジにICカードリーダーが設置されている。右側の機械はICカードのチャージ機 ICカードリーダーとICカードのアップ

ICカードを鍵として利用し、施錠を解除するデモが行われた。右側にあるのがカードリーダー 解錠されたまま扉が開けっ放しになっていると、管理者には警告が送られる

SCDのイメージを伝えるためのデモ。使用後(右)はスムーズに動くが、使用前(左)はアクセス集中時に速度がかなり低下する
 また、特に注目を集めていたものの1つに、コンテンツデリバリーサービス「Smart Content Delivery」がある。キャッシュサーバーを利用することによって、オリジナルのWebサーバーへかかる負担を減らし、安定したコンテンツ供給を提供するもので、ジャンル自体が注目されてきている。しかも今回はそれに加え、あのUEFA(the Union of European Football Associations、欧州サッカー連盟)のWebサイトを運営している、UEFA New Mediaでも採用されているということで、さらに注目した人が多かったのではないだろうか。ちょうどUEFAチャンピオンリーグが決勝を迎えようとしているころでもあるので、ブースで流れるサッカーの映像に、数多くの人が見入っていた。



URL
  エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
  http://www.ntt.com/
  Smart Content Delivery
  http://www.ntt.net/ja_JP/products/pd_scd.cfm


( 石井 一志 )
2004/07/02 18:45

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