最新ニュース
日本IBM、販売/技術パートナー支援を一本化して拡大
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は7月12日、販売/技術パートナー制度の対象企業を拡大するとともに、窓口や評価基準を一本化すると発表した。
まずパートナー制度の対象を、これまでのIBM製品を直接取り扱う1次代理店のみから、ソフトウェア開発企業や2次代理店にまで拡大する。また日本IBMでは、これまでソフトウェア/ハードウェアといった事業部ごとにパートナー制度の窓口や支援内容が異なっていたことから、これを一本化してパートナー連携の効率化を図る。
これとともにパートナー向けWebサイト「BP Solution Portal」を7月中旬に開設し、日本IBMではパートナー企業間の連携や協業を支援する。
このほか日本IBMのビジネスパートナー担当営業員が、パートナーと共同でマーケティングプランを作成するマーケティング支援を行う。また日本IBMの営業プロセスをパートナーに提供し、ビジネス案件情報を共有する営業管理システム「PartnerWorld Lead Management System」を年内に100社に対して展開する予定。
さらに電話やWebによる技術的な問い合わせに対する支援、ソリューション導入における対面支援、実働環境への製品導入前の質問受付などを組み合わせた「バリューパッケージ」を、7月下旬から提供する。製品の技術情報についても、日本IBM社内の技術者向けと同程度の内容を8月よりパートナー向けに公開していく。
また7月中旬より、パートナー向けのプロフェッショナル認定制度「ICP-BP(IBM Certified Professional for Business Partners)」を、経済産業省が推進しているITスキル標準に準拠させることで、業界標準のスキル習得機会も提供するという。
■
URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
ニュースリリース
http://www.ibm.com/news/jp/2004/07/07122.html
( 岩崎 宰守 )
2004/07/12 13:25
Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.