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2004年第2四半期の国内IAサーバー出荷台数は前年同期比12.4%増-ガートナージャパン調べ


 ガートナージャパン株式会社は7月28日、2004年第2四半期の国内IAサーバー市場動向(速報値)を発表した。国内IAサーバー出荷台数は前年同期比12.4%増の92,107台と、2003年第2四半期以降、2桁成長が続いている。

 ベンダー別の出荷台数では、NECがシェア24.2%でトップ。NECは2004年第1四半期にデルに首位を奪われたものの、今期は奪い返した形となった。以下、デル(21.4%)、日本HP(17.2%)、日本IBM(14.0%)、富士通(13.0%)と続いている。

 今回の調査結果についてガートナージャパンは、「コスト削減が引き続き求められる環境下において、よりコストパフォーマンスの高いサーバーに需要が流れており、このことがIAサーバーの出荷を支えている」と分析している。NECが首位を奪還した要因については、「デルの脅威に対して、NECが総合力で対応したことが挙げられる。プライス戦略に加え、2営業日出荷、3年間のオンサイト保守サービスのパッケージ化などが功を奏した」とみている。



URL
  ガートナー ジャパン株式会社
  http://www.gartner.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.gartner.co.jp/press/pr20040728-01.pdf


( 福浦 一広 )
2004/07/28 14:23

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