Enterprise Watch
最新ニュース

日本HPとマイクロソフト、64ビットサーバー移行促進のためISVを支援


FLP: 64-bit Windows ISVパートナプログラムのイメージ。下は8月5日現在の参加企業
 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)とマイクロソフト株式会社は8月5日、「FLP: 64-bit Windows ISVパートナプログラム」(以下、FLP: 64-bit)を開始すると発表した。これは、64ビットWindows対応アプリケーションを開発するISVに対して、両社から各種支援を提供するもの。現在、国内・外資系あわせて18社が参加を表明している。

 従来より、日本HPとマイクロソフトはISVと共同で、Itanium 2搭載サーバー「HP Integrityファミリ」上で動作するアプリケーション開発や、x86サーバー「HP ProLiantファミリ」での負荷検証、マーケティング活動を支援するなど、「FLP: ISVパートナプログラム」を行ってきた。今回のFLP: 64-bitではこれを拡張し、マイクロソフトが開発中の「Windows Server 2003 for 64-bit Extended Systems」への対応を計画しているISVを支援していく。

 具体的には、日本HPとマイクロソフトのパートナー支援窓口を一本化し、専門チームがISVの支援にあたる。また参加ISVに対しては、日本HPのEM64T対応Xeon搭載サーバー「ML350」1台と、Windows Server 2003 for 64-bit Extended Systemsベータ版、SQL Server 2005ベータ版、 Visual Studio 2005ベータ版を提供。ISVはこれによって、自社アプリケーションの64ビット環境へのポーティングや動作検証を、適切なプラットフォーム環境で実施できるとのこと。さらに両社の専門技術者が、各ISVが行うこれらの作業を援助するとともに、販売・マーケティングに関しても協力する。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  プレスリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-153.html


( 石井 一志 )
2004/08/05 19:38

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.