富士通株式会社は、四国地区のSI子会社4社を合併した新会社「株式会社富士通四国システムズ」の10月1日設立を発表した。資本金は2億円、売上規模は合併前となる上期の4社を合計した2004年度見込みで約170億円、従業員数は4社合計で730名となる。
今回合併されるのは、株式会社富士通徳島システムエンジニアリング、株式会社富士通高知システムエンジニアリング、株式会社富士通愛媛情報システムズ、株式会社富士通香川システムエンジニアリングの4社で、いずれも富士通株式会社の100%子会社。新会社は香川県高松市に本社を置き、徳島県・高知県・愛媛県には継続して事業所を配置する。
富士通では合併により4社の業種・業務ノウハウを結集し、さらに開発業務を高知富士通テクノポート内に集中することで、品質向上と低コスト化を図る。
これにより電子カルテシステム、ICカードシステムなどの地域情報化社会を実現するITソリューションや、販売管理、生産管理、会計システムなどの事業戦略ソリューション、業務コンサルティングからパッケージ提供、システム運用までをワンストップで提供する電子自治体・市町村合併向けソリューションなどを提供していく。
またパソコン運用支援「セルフメンテナンス」、新薬開発管理「DDWORKS」、設備設計CAD「CADEWA」などのパッケージを開発して、全国市場へ提供するなど、2006年度には売上高200億円、従業員755名を目標に事業を展開していく。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/08/9.html
株式会社富士通徳島システムエンジニアリング
http://www.ftk.fujitsu.com/
株式会社富士通高知システムエンジニアリング
http://www.fkc.fujitsu.com/
株式会社富士通愛媛情報システムズ
http://www.fes.fujitsu.com/
株式会社富士通香川システムエンジニアリング
http://www.infoseto.ne.jp/fkg/
( 岩崎 宰守 )
2004/08/10 17:25
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