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サン、クラスタソフトウェアの他社ストレージ稼動認証プログラムを開始


 サン・マイクロシステムズ株式会社は、クラスタソフトウェア「Sun Cluster 3」と他社製ストレージ製品の接続認証プログラム「Sun Cluster Open Storage Program」を8月30日より日本国内でも開始する。

 Sun Cluster Open Storage Programは、同社のストレージ製品「Sun StorEdge」の環境で、Sun Cluster 3の稼働を保証するのと同じ検証方法に基づいて、他社製ストレージ製品との接続を認証するプログラム。

 サンでは、ストレージベンダーに対して自社で検証に用いているツールと、サンの開発部門で品質保証を担当するエンジニアによるコンサルティング、サポートを提供する。これによりベンダー自身が自社ストレージとSun Cluster 3を組み合わせた環境での検証作業を行い、基準を満たした際に認証を取得できる。

 Sun Cluster 3は、ITの複雑化によるサーバーやストレージの運用管理の負荷を軽減し、システムの連続稼働率を高めるクラスタソフトウェアで、今回のプログラムにより異機種混在環境下でのSun Cluster 3の利用が可能となるため、企業では既存システムに追加する形でのSun Cluster導入が可能になる。

 なお「IBM Enterprise Storage Server Model 800」と、「Network Appliance FAS 270c/810c/825c/920c/940c/960c/980c」については、すでに本プログラムでの認証を取得しており、国内ベンダーについても、日本電気株式会社、富士通株式会社が認証取得に向けた検討を開始しているとのこと。



URL
  サン・マイクロシステムズ株式会社
  http://jp.sun.com/
  プレスリリース
  http://jp.sun.com/company/Press/release/2004/0830.html


( 岩崎 宰守 )
2004/08/30 19:35

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