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凸版印刷ら3社、無線ICタグを利用した位置情報管理分野で協業
凸版印刷株式会社と株式会社トッパン・エヌエスダブリュ(以下、トッパンNSW)と日本オラクル株式会社の3社は9月9日、無線ICタグを活用した位置情報管理において協業を発表、11月1日より初期導入キットの提供を開始する。
今回の協業では、凸版印刷が物品に添付するICタグや読取・書込み機器を提供し、位置情報管理システムに必要なフレームワーク、データベース、アプリケーションサーバーなどのソフトウェアの提供や技術支援を日本オラクルが行い、トッパンNSWがシステムの導入を担当する。3社は2004年度中、製造業の原材料や部品、流通業の在庫管理に焦点を絞り、初期導入キットおよびコンサルティングサービスを提供する。なお、2005年度以降はSCMシステムを必要とする企業全般への導入を視野に入れているという。
初期導入キットは、標準的な13.56MHzのラベル型ICタグ、同ICタグ対応のラベルプリンタ、ICタグの読取・書込み機能付PDA、Windows対応の在庫管理アプリケーションで構成され、ラベル型ICタグ1000枚セットの最低構成で価格は700万円から。営業活動は3社で行い、2004年度で10社、その後150社への導入を目指す。
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URL
凸版印刷株式会社
http://www.toppan.co.jp/
株式会社トッパン・エヌエスダブリュ
http://www.toppan-nsw.com/
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
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