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日本IBMとシスコ、セキュリティ統合ソリューション提供のために提携 |
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日本アイ・ビー・エム株式会社（以下、日本IBM）とシスコシステムズ株式会社（以下、シスコ）は9月24日、両社製品の機能を統合した「IBMRネットワーク・セキュリティー・ソリューション」を、2004年の秋以降に提供開始すると発表した。今回のソリューションでは、日本IBMのネットワーク管理ソフト「Tivoli」製品群に、シスコのセキュリティポリシー管理技術を組み込んだものを中核として利用する。 まず、シスコのネットワーク管理ソフト「Cisco Secure Access Control Server（ACS）」と日本IBMの統合ユーザー管理ソフト「IBM Tivoli Identity Manager」の機能を統合し、ユーザー管理を1カ所で集中的に行えるようにする。このソリューションを利用すると、必要に応じて各システムへユーザー情報を自動的に配布できるため、個々のシステムに負担をかけずに、アクセス制御を行えるという。 また、シスコの「Cisco Security Agent（CSA）」と日本IBMのサーバーを統合し、悪意ある行為が実行される前に防止できるようにする。加えて、シスコのNACプログラムに日本IBMが参加することで、セキュリティ管理ソフト「IBM Tivoli Security Compliance Manager（Tivoli SCM）」の自動確認機能を強化し、エンドポイントセキュリティの向上を図る。 さらに、両社の製品で構成されたシステム環境に対して、ITインフラの評価、統合セキュリティソリューションの設計と導入、セキュリティ運用を管理するスキル、セキュリティコントロールの管理やアウトソーシングサービスの提供を共同で行うとのこと。 ■ ＵＲＬ 日本アイ・ビー・エム株式会社 http://www.ibm.com/jp/ シスコシステムズ株式会社 http://www.cisco.com/jp/ プレスリリース http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/pr/2004/052.shtml
（ 石井 一志 ）
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