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日本IBM、Eclipse 3.0のテクノロジをコアにした開発プラットフォームをRationalブランドで提供 |
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～IBM Rational Software Development Conference 基調講演
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10月7日から8日まで日本アイ・ビー・エム株式会社（以下、日本IBM）、IBMビジネスコンサルティング サービス株式会社の主催による「IBM Rational Software Development Conference」が開催されている。7日には「Software runs the World」と題して、日本IBMのエバンジェリストであるRationalブランドマネージャー 渡辺隆氏、SDPテクニカルエバンジェリスト 藤井智弘氏、シニアテクノロジーエバンジェリスト 米持幸寿氏の3氏による基調講演が行われ、その中でIBMの次世代のソフトウェア開発プラットフォームがデモを交えて紹介された。
コードネーム「Atlantic」と呼ばれる次世代の開発プラットフォームは、Eclipse 3.0のテクノロジをコアに、UML 2.0準拠などより深くリッチに統合された製品となる。既存のJava開発環境である「WebSphere Studio Site Developer」、および「WebSphere Studio Application Developer」もRationalブランドとして統一され、役割に応じて「IBM Rational Web Developer for WebSphere Software」や「IBM Rational Application Developer for WebSphere Software」として提供される。 AtlanticではEoD（Ease of Development）をより推し進め、JSF（JavaServer Faces）とSDO（サービスデータオブジェクト）を使用して、ドラッグアンドドロップによるユーザーインターフェイス開発を可能にする。さらにWebSphere Application Serverへの高速デプロイと、ビジュアルリファクタリング機能、ソフトウェア品質を維持するためのソリューションとしての「機能テスト」「負荷テスト」「手動テスト」などのテスト管理ツールも提供される。また、Javaだけではなく.NETなど広範なプラットフォームへの対応を予定しているとのこと。
さらに藤井氏は「Atlanticの操作は非常にシンプルです。モデリングツールが複雑で難しいものになり、紙と鉛筆の方が早いと思われるようでは意味がありません。いかに画面から目を離さずにモデリングできるかがテーマとなっています」と述べた。
Atlanticの正式なラインアップや出荷時期などの詳細は未定であるが、講演の最後に渡辺氏は「年内には具体的な情報を発表できると思います」と述べた。
■ ＵＲＬ IBM Rational Software Development Conference http://rsdc.seminar.co.jp/ 日本アイ・ビー・エム株式会社 http://www.ibm.com/jp/
（ 北原 静香 ）
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