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システム構築例
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日本電気株式会社(以下、NEC)、マイクロソフト株式会社、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)の3社は10月14日、遠隔ストレージサービス「WIDE SAN Remote Storage」を共同で提供すると発表した。
WIDE SAN Remote Storageは、場所を問わず遠隔地からストレージを利用する環境を提供するサービス。販売活動は3社で行い、ユーザーとの契約はNTT Com、システム構築はNEC、アプリケーション基盤の提供はマイクロソフト、という分担で提供される。同サービスでは、iSCSIに対応したMicrosoft iSCSI Software Initiatorを活用することで、多大な投資が必要であった構築・運用を、容易に低価格で実現しているとのこと。
同サービスで用いられるハードウェアは、100Mbps~1Gbpsの帯域確保型ストレージネットワークに、IAサーバー「Express5800シリーズ」の2Wayサーバー×2、ストレージ「iStorageシリーズ」の0.5TB×2。ソフトウェアは「Microsoft Windows Server 2003」(Microsoft iSCSI Software Initiatorを含む)、「Microsoft SQL Server 2000」または「Microsoft Exchange Server 2003」。これらのサーバー・ストレージ各一式を、ユーザーサイトとNTT Comのデータセンターに設置されるバックアップサイトにそれぞれ設置して運用される。
利用料は、利用期間が3年以上の場合で月額120万円から(ハードウェア・ソフトウェア、回線使用費、保守費、遠隔サイトの施設使用費、構築費用を含む)。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
http://www.ntt.com/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0410/1401.html
( 福浦 一広 )
2004/10/14 12:06
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