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シャープと日本IBM、Javaの組込みOSを搭載したICカード開発で協業 |
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今回の協業による成果として、日本IBMのICカード用OSの最新版「JCOP31」をシャープの大容量ICカードに搭載することに成功したという。JCOP31は、ICカード用のJavaプラットフォームを規定したJava Card仕様2.2や、多機能ICカードの世界標準仕様のGlobalPlatform仕様2.1.1などの業界標準や暗号・認証機能に対応している。シャープのICカードは、従来16KBから32KBが中心のICカードと比べて1MBの大容量を実現しているのが特長。また、接触型・非接触型の双方で使用可能な1チップCPUなども用意されている。 今回開発したICカードにより、クレジットカードと社員カード、会員カードといった複数のアプリケーションの搭載が可能。また、カード発行後に、必要に応じて新たなアプリケーションを追加することも可能というメリットがある。 今後両社は、大容量フラッシュメモリとJCOPの特長を最大限に活かした製品・サービスを提案していくとしている。 ■ ＵＲＬ シャープ株式会社 http://www.sharp.co.jp/ 日本アイ・ビー・エム株式会社 http://www.ibm.com/jp/ ニュースリリース http://www.sharp.co.jp/corporate/news/041020-a.html
（ 福浦 一広 ）
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