デル株式会社とマイクロソフト株式会社は10月21日、UNIXシステムからWindows Server 2003ベースのシステムへの移行促進策として、「Windows Server 2003 x64 評価プログラム」を開始すると発表した。
Windows Server 2003 x64 評価プログラムは、マイクロソフトの「Microsoft Windows Server 2003 Enterprise x64 Edition 日本語版(以下、Windows Server 2003 x64)」ベータ版を搭載したデルのEM64T対応サーバー「PowerEdge」の無償提供と、両社のエンジニアによる技術面での支援を行うプログラム。また、必要に応じて、Visual Studio 2005およびSQL Server 2005の評価版も提供するとしている。
両社は、Windows Server 2003 x64により、既存の32ビットアプリケーションとの互換性の保持と、今後主流となる64ビットアプリケーションの利用が可能である点を強調。企業のシステム基盤に最適なソリューションと位置づけて、UNIXシステムからWindowsシステムへの移行を推進するとしている。