NTTドコモ株式会社は10月27日、米IBM、米Intelと共同で2002年12月より取り組んでいたPDA・携帯電話などのモバイル機器向けセキュリティ技術の標準仕様「Trusted Mobile Platform」第1版を公開した。
公開は産業界からのフィードバックを目的としており、3社共同のWebサイトで公開されている。
Trusted Mobile Platformは、改ざん検出、アクセスコントロール、その他の3つの要素からなる「安全性確保機構」と、「認証・管理プロトコル」で構成される。Webサイトにはハードウェア、ソフトウェアの各アーキテクチャと、プロトコルの3つの技術仕様が公開されている。NTTドコモによれば、目的、用途にあわせたセキュリティレベルが実現できう、さまざまなモバイル機器への実装に最適な技術仕様として策定されているという。